600床の国立大学病院に、インターネットを介さない閉域網で多職種コミュニケーションシステムを構築。要件定義から入札準備、機材調達、サーバ構築、導入まで、プロジェクトマネージャーとして一気通貫で仕切りました。
| クライアント | 国立大学病院(600床) |
| 期間 | 2017年12月〜2018年5月 |
| 役割 | プロジェクトマネージャー(要件定義/入札準備/機材調達/サーバ構築/導入) |
| 使用技術 | CentOS / Node.js / MongoDB / iOS / NTTドコモ閉域回線(3G) |
背景
医局から過疎地の病院へ派遣された医師が、大学病院の専門医に相談したい——そんなDtoD(医師間)コンサルテーションを日常的に行える基盤が求められていました。あわせて、病院をまたいだ多職種間の情報共有も課題となっていました。
課題
- 医療情報を扱うため、インターネットを介さない閉域網での構築が必須
- 閉域網ゆえに一般的なクラウドサービスや外部ツールに頼れず、設計・運用の制約が多い
- 国立大学病院のため入札を経る必要があり、少人数のベンチャー単独では対応が困難
- 限られた予算と期間の中で、機材調達から導入までを完了させる必要がある
解決方法
- 閉域網構成:院内にオンプレミスサーバ2台を構築し、拠点間はNTTドコモの閉域回線(3G)で接続。端末はiOSを20台導入
- 最小限の外部公開:iOS端末へのプッシュ通知に必要なポートだけを外部に公開し、医療情報は閉域網の内側に完全に閉じる設計
- 入札対応:現地業者・NTTドコモと協力体制を組み、入札準備から落札までを乗り切り
- 調達から導入まで:サーバ・端末・回線の調達、サーバ構築、現場導入までをPMとして一括で管理

担当範囲
要件定義、入札準備、機材調達、サーバ構築、導入までをプロジェクトマネージャーとして主導。ベンダー・通信キャリア・病院の三者をつなぐ調整役を担いました。
使用技術
| サーバ | CentOS(オンプレミス構成) |
| ミドルウェア | Node.js / MongoDB |
| 端末 | iOS(20台) |
| ネットワーク | NTTドコモ閉域回線(3G)/ プッシュ通知用ポートのみ外部公開 |
得られた成果
- 制約の多い閉域網環境で発生した数々のトラブルを乗り越え、予算内で構築・導入を完了
- 医療情報を外部に出さずに、病院をまたいだDtoDコンサルテーションと多職種の情報共有を実現
- 要件定義から導入まで約半年という短期間でのカットオーバーを達成
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