みなさん、こんにちは。
日々進化している生成AIですが、「種類が多すぎて、どれを使ったらいいか分からない」「結局、どんな時にどのAIが便利なの？」と感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、2025年11月現在、私が実際にどんな目的でどの生成AIを使っているか、その具体的な使い分けの方法を、自分自身の備忘録も兼ねてご紹介します！
ほとんどの作業を無料枠で運用しているため、コストを抑えたい方には必見の内容です。ぜひ、ご自身のAI活用効率化の参考にしてみてください。
また、よろしければ2025年1月時点での活用状況をまとめた記事もご参照ください。わずか10ヶ月間で、私がメインで使うツールや使い方がどのように変化したのかがわかるはずです。
1. 検索・情報収集の最速解は「Perplexity」
情報収集なら「Perplexity」
- どんな時に使う？
- 「あまり知らない分野」を、最新トレンドも含めて効率的に調べたいとき。
- ここがポイント！
- 【時間短縮】 Google検索よりも圧倒的に早く、整理された情報を得られます。
- 【信頼性】 引用元が明示されるため、すべてを鵜呑みにせず、極力ソースを読んで情報が正しいか確認しながら使うようにしています。この一手間を加えても、全体の情報収集時間は大幅に短縮できます！
2. 企画のアイデア出し・壁打ち – ChatGPTとGrokの二刀流
情報が欲しいときだけでなく、アイデア出しや企画のブラッシュアップにも生成AIは大活躍します。人間のように「理詰めの壁打ち相手」として、生成AIは本当に優秀です。
企画の精度を上げたいなら「ChatGPT (GPT-5)」
- どんな時に使う？
- ある程度企画の方向性が見えている状態で、「見落としがないか？」「もっと良い表現はないか？」と論理的な詰めと精度向上を図りたいとき。
- 【活用術】
- 理詰めで何度か対話を繰り返すと、企画が研ぎ澄まされていくのを実感できます。現時点ではGPT-5モデルの論理性が最も優秀と感じています。
新しい視点が欲しいなら「Grok」
- どんな時に使う？
- まったく企画が思いつかない時や、自分の発想では辿り着けない新しい切り口が欲しいとき。
- 「ふわっとしたことしか思いついていない…」という状態でも、意外な提案をしてくれます。
- 【注意点！】
- Grokの切り口は非常に参考になりますが、ハルシネーション（嘘の情報）が多めに含まれることが多いです。特に専門分野で使うと驚くこともあるため、「あくまで参考程度」と割り切って使うことが重要です。
3. 文章生成・要約 – 目的に合わせたAIを！
文章作成や情報整理は、AIの得意分野。ツールの「癖」を知って使い分けましょう。
かっちり文章生成は「ChatGPT」＆「Copilot」
- ChatGPT (GPT-5)
- 箇条書きで内容を絞った後、かっちりした文章が欲しいときに使います。読みやすい文章を生成してくれますが、GPT-5独特の文章になりがちなので最終的な調整は必須です。
- Copilot
- ChatGPTの無料枠を使い切った時の代替機です。同じGPT-5モデルを使えますが、チャット履歴の検索機能に制限があるため、重要な対話はChatGPT（無料枠復活後）での使用を推奨します。
資料のまとめ・文体調整は「NotebookLM」＆「Gemini」
- NotebookLM
- 既に手元に資料がある場合、そのソースを正確にまとめるのに使います。自分の持っている情報源に基づいて要約されるため、情報源が明確で安心感があります。
- Gemini
- 生成AIで作った文章の文体を自然な日本語に整えたいときに最適です。ChatGPTほど癖がないため、使いやすいと感じています。
4. 画像生成・コーディング
画像生成 – クオリティとスピードで使い分け
| 目的 | AIツール | 特徴 |
| スピード重視 | Gemini | 生成スピードが速い！とにかくすぐ欲しい場合に重宝。 |
| クオリティ重視 | ChatGPT | 時間をかけても良いので、ある程度の高品質が欲しいときに。 |
| こだわり | ImageFX | 他のAIで英語プロンプトを作ってもらってからImageFXで生成すると、イメージ通りの画像ができやすい！ |
プログラミングの相棒は「Claude」
- Claude
- プログラムのコーディングが必要な場面では、GitHub Copilotで「Claude」を指定して使っています。かつてはメール文の生成にも使っていましたが、GPT-5やGeminiに比べ、魅力的な文章を生成できないと感じるので現在はプログラミング用途に特化して利用しています。
結論 – プログラミング以外は「無料版」で十分戦える！
プログラミングだけは繰り返し修正が必要な性質上、無料版ではあっという間に制限に達してしまいます。そのため、GitHub Copilotに課金しています。
しかし、他の用途では無料版で十分対応できています！ほとんどの作業が無料枠でまかなえるため、初期費用をかけずに高性能なAIを日常業務に組み込めるのは大きなメリットです。
以前は新しいAIサービスが出たら手あたり次第に使っていましたが、今は「これだ！」と決めたサービスを深く使い込むことにしています。
生成AIは、種類や用途によって得手不得手がハッキリしています。あくまで私の個人的な主観に基づく使い分けですが、このリストがみなさんの「AI難民」からの脱却と、より良い生成AI活用のヒントになれば嬉しいです！
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よい生成AIライフを！
