SNSだけでは情報収集が偏る!RSSリーダー「Feedly」の活用法

みなさん、こんにちは。

最近は、FacebookやX(旧Twitter)、Instagramなど、SNSでの情報収集が主流になってきています。

他人のリアルな声を聞ける点ではとても便利ですが、実はSNSだけに頼っていると、思考が偏ってしまう恐れがあります。
なぜなら、SNSでは自分の興味や行動履歴に基づいたアルゴリズムが働き、似たような情報ばかりが表示されやすくなるからです。

その結果、自分と近い意見や思想を持つ人々とだけやり取りを重ね、自分の考えが世の中の多数派であるかのように錯覚してしまう——いわゆる「エコーチェンバー現象」に、知らぬ間に陥るリスクが高まってしまいます。

そこで今回は、このような偏りを避け、多様な視点を取り入れるための古くて新しい情報収集ツール、RSSリーダーの使い方をご紹介します。
具体的には、RSSリーダーの代表的なアプリ「Feedly(フィードリー)」を使って、ビジネス系ニュースや技術系ブログを中心に、無料プランでの始め方と活用方法を解説していきます。

ぜひ最後までお付き合いください。

 


 

なぜSNSだけでは情報が偏るのか?

 

  • エコーチェンバーの弊害
    SNSのタイムラインは、過去の閲覧履歴や「いいね」、フォロー先の動向に基づくアルゴリズムで構成されます。その結果、自分が好むコンテンツばかり優先的に表示され、見慣れない視点や新鮮な情報に触れにくくなることがあります。
  • 情報の偏りによる思考の硬直化
    同じ系統のニュースや意見ばかり受け取ると、知らず知らずのうちに見解が狭くなり、柔軟な思考や発想が阻害される可能性があります。

RSSリーダーなら、自分で選んだサイトの更新情報を平等に受信できるため、アルゴリズムに左右されず多様な情報を取り込めます。

 


 

RSSリーダー「Feedly」とは?

 

Feedlyは、ブログやニュースサイトのRSS/Atomフィードを一元管理できるウェブサービスです。無料プランでも十分に使える機能が揃っています。

  • 無料プラン
    最大100フィードを登録可能。ビジネス系ニュースや技術ブログの最新記事を逃さずチェックできます。
  • マルチデバイス対応
    ブラウザ(Windows/Mac/Linux)・iOSアプリ・Androidアプリからアクセス可能。移動中でもサクッと読むことができます。また、デバイス間で未読既読も同期されます。
  • タグ/コレクション管理
    興味ごとに「ビジネス」「テック」などのコレクションに分け、後でまとめて読むことができます。

公式サイト: https://feedly.com/
(使い方ガイドやFAQも充実しています)

 


 

Feedly 無料プランのセットアップ手順

 

  1. アカウント作成
    • Feedly公式サイトにアクセス
    • News Readerのボックスにある 「Get Started for Free」 をクリック
    • Google/メールアドレスで登録後、メール認証を実施
  2. フィードの追加方法
    • 画面左上の「Follow Sources」をクリック検索窓に購読したいサイト名やURLを入力表示されたフィードを選び「Follow」をクリック「New Folder」を作成し、例として「Tech」「Business」などカテゴリ分け
  3. ビュー設定のカスタマイズ
    • Title Only:タイトル一覧で高速スキャン
    • Magazine:見出し+サムネイルで視覚的に把握
    • Cards:タイル状のカードで多くの記事を俯瞰
    • ビューアイコンからワンクリックで切り替え可能

使い方の参考:Feedlyのドキュメント
https://docs.feedly.com/


 

Feedly活用のコツ

 

▶ 未読・既読の徹底管理

  • 各コレクションに未読数が表示され、読むべき記事が一目瞭然。
  • 読了後は「Mark as Read」で既読にし、残すべき未読だけを一覧に残せます。

 

▶ キーワードフィルターで重要記事を抽出

  • 無料版でもキーワードフィルター機能を一部利用可能。
  • 例えば「M&A」「AI」「Docker」「TypeScript」など、自分にとって重要なキーワードを登録しておくと、その語を含む記事だけを効率的にチェックできます。

 

▶ ショートカットキーでストレスフリー操作

操作キー
次の記事へ移動j
前の記事へ移動k
既読にするm
既読を取り消す(Undo)u

 


 

SNSとFeedlyの使い分けで質の高い情報収集を実現

 

  • 速報はSNSでキャッチ
    XやFacebookなどでトレンドや突発ニュースを即座に確認。
  • 深掘りはFeedlyで
    ビジネスレポートや技術解説をRSS経由でじっくり読む。

この組み合わせにより、リアルタイム性と多様性の両方を兼ね備えたバランスの良い情報収集が可能になります。

 


 

まとめ:Feedlyで広がる視野と効率

 

ここまで、SNS時代にこそ見直したい情報収集ツールとして「Feedly」をご紹介してきました。
SNSの利便性を活かしつつ、偏りのない多角的な視点を持つには、FeedlyのようなRSSリーダーの活用が非常に有効です。
最後に、Feedlyを使うことで得られる具体的なメリットを整理しておきましょう。

  1. SNSだけだと思考が偏りやすい
    SNSのアルゴリズムは過去の嗜好をもとにコンテンツを選ぶため、新しい視点や多様な意見を見逃しがちです。
  2. Feedlyなら多様な情報源を平等に受信
    自分で選んだサイトの最新記事を時系列で受け取り、エコーチェンバーを回避します。
  3. 無料プランでも実用十分
    最大100フィード登録、マルチデバイス対応、タグ管理など、コストゼロでプロ並みの情報収集環境を構築できます。
  4. カスタマイズ機能とショートカットで効率アップ
    ビュー切替、キーワードフィルター、ショートカットキーを活用すれば、膨大な情報も効率よく処理可能です。
  5. SNS×Feedlyでベストな情報収集
    SNSで「速報をキャッチ」、Feedlyで「深い読み」を同時に行うことで、質と速度を両立した情報収集が実現します。

情報があふれる現代だからこそ、「自分の視野を意識的に広げる」ことが大切です。
Feedlyを使えば、信頼できる情報源から効率よくニュースやブログをチェックでき、思考のバランスを保つことができます。

SNSと組み合わせて使えば、速報性と深掘りのバランスもばっちり。

まずは気になるサイトをいくつか登録して、今日からFeedlyで「偏らない情報収集」を始めてみましょう!

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、よい情報収集ライフを!

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