【決定版】Bodhi Linux 7.0.0を快適に!インストール後に導入すべき必須&便利アプリまとめ

Bodhi Linux インストールガイド

みなさん、こんにちは。

「古いPCでもサクサク動かしたい!」「とにかく軽快な動作が命!」という方に大人気の軽量Linuxディストリビューション、Bodhi Linux

Bodhi Linuxは、Enlightenment系の「Moksha」デスクトップを採用し、高いカスタマイズ性と軽快さを両立させています。特に最新の「Bodhi Linux 7.0.0」(Ubuntu 22.04 LTSベース)は、安定性も抜群で、古いハードウェアの救世主とも言える存在です。

しかし、そのミニマリズムな設計思想ゆえに、インストールしたままの状態では、日常的な利用には少し物足りない点があるのも事実…。

過去記事でいろいろご紹介しましたが、今回は、Bodhi Linux 7.0.0を「ただ動く」状態から「最高に快適で実用的なデスクトップ環境」に進化させるために、必須の初期設定、導入すべきアプリをまとめてご紹介します!

 


 

1. 快適な日常利用のための「基本環境」を整備しよう

 

まずは、日本語入力や基本的なシステムの安定性など、日常的に使うための土台を固めていきましょう。

1-1. 完璧な日本語入力環境の確立

Bodhi Linuxで日本語入力を行うためには、インストール直後にFcitxmozcの導入が欠かせません。この2つを組み合わせることで、WindowsやMacのようなスムーズな日本語入力が可能になります。

1-2. トラブル知らずのターミナルへ変更!

デフォルトのターミナル「terminology」は軽量ですが、日本語入力時に予期せぬ挙動をすることがあります。安定性を求めるなら、実績のあるxfce4-terminalへの変更がおすすめです。

また、ターミナルの表示をスッキリさせるには、fonts-takafonts-noto-cjkといった日本語フォントを導入すると、不要な余白が解消されて見やすくなりますよ!

1-3. WindowsからのZIPファイルも怖くない!文字化け対策の決定版

Windows環境で作成されたShift-JISエンコードのZIPファイルをLinuxで展開すると、ファイル名が文字化けしてしまう…。そんな悩みを一発で解決するのがアーカイブマネージャーの「Engrampa(エングランパ)」です!

Engrampaは、Shift-JISでエンコードされたファイル名をLinux標準のUTF-8に正確に変換してくれる優れもの。これで、文字化けに悩まされることなく、安心してファイルを受け渡しできますね。

 


 

2. Mokshaデスクトップの利便性を劇的に改善するカスタマイズ

 

次に、Bodhi Linuxの核となるMokshaデスクトップ環境を、より直感的で使いやすいものへとカスタマイズしていきます。

2-1. デスクトップアイコンとゴミ箱を復活させる!

初期状態のBodhi Linuxでは、デスクトップにアイコンが表示されず、ファイル操作に戸惑うかもしれません。

  • デスクトップアイコン

Mokshaの設定から「Desktop icons」モジュールを有効化し、ファイルマネージャー(Thunarなど)でデスクトップフォルダにファイルを配置する必要があります。

  • ゴミ箱

「Trash」モジュールと「Trash」ガジェットの両方を有効化することで、ようやくデスクトップにゴミ箱アイコンを表示できます。

ちょっと手間ですが、この設定をするだけでWindowsやmacOSに近い操作感になりますよ!

2-2. ストレスフリーなファイル検索を実現する「Catfish」

標準環境には直感的なGUI検索機能がありません。そこで導入したいのが、軽量GUI検索ツール「Catfish」です。

Catfishをインストール後、標準ファイルマネージャーのThunarのカスタムアクションとして統合することで、まるでWindowsやmacOSのように、右クリックメニューからサクッとファイル検索ができるようになります!

2-3. スクリーンショット機能を大幅強化!

デフォルトのスクリーンショット機能は、画面全体しか撮影できず不便ですよね。

解決策は「xfce4-screenshooter」の導入です!これをインストールし、「Print Screen」キーに割り当てれば、アクティブウィンドウ選択範囲のスクリーンショットも簡単に撮れるようになり、ブログ記事作成や資料作りが格段に捗ります。

2-4. 地味だけどスッキリ!メニューの「助けて」を「ヘルプ」に修正

メニューの「アプリケーション」→「システムツール」を見てみると、「助けて」という項目があるのをご存知ですか?これは「ヘルプ」のちょっとお茶目な誤訳なんです(笑)。

/usr/share/applications/bodhi-help.desktopファイルを編集することで、適切な「ヘルプ」という表記に直すことが可能です。細かい点ですが、修正するとスッキリしますよ!

 


 

3. Webブラウザの導入

 

日常利用や開発作業に欠かせないアプリケーションを導入しましょう。

Webブラウザの選択肢を広げる

  • Google Chrome

普段使い慣れたブックマークや設定を同期したいなら、公式リポジトリを追加してGoogle Chromeをインストールするのがベストです。

  • Microsoft EdgeとCopilot

もしMicrosoft Edgeを使う場合は、Linux版ではデフォルトで無効になっているCopilotボタンを、特定のファイルをコピーすることで有効化できます。

 


 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

Bodhi Linux 7.0.0は、そのままでも軽量ですが、この記事でご紹介した必須アプリの導入適切なカスタマイズを行うことで、快適さと強力な実用性を兼ね備えたデスクトップ環境へと進化します。

ぜひ、この記事を参考に、理想的なBodhi Linux環境を構築してくださいね!

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、よいBodhi Linuxライフを!

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