【Part2】アマチュア無線局の更新、ついにサポートから返信が!しかし…【電波利用電子申請】

みなさん、こんにちは。

前回(パート1)の記事では、FPVドローンに必須のアマチュア無線局の再免許申請で、すっかり忘れていた「住所変更」という落とし穴にハマり、申請が45日以上も「審査中」で止まってしまったお話をしました。

▼前回のあらすじ

  1. 住所変更忘れで再免許申請が「補正依頼」に。
  2. 慌てて「住所変更申請」を出すも、それも「補正依頼」が来る始末。
  3. 再提出後、45日待ってもステータスが「審査中」のまま。
  4. しびれを切らし、電波利用電子申請のサポートデスクに問い合わせ(回答に2週間かかるとの自動返信)。

期限まで残り1か月強となり、焦りまくっていた私ですが、今回はその続編(パート2)をお届けします!果たしてサポートデスクの回答は来たのでしょうか?

 


 

衝撃のサポートデスク回答「管轄の総合通信局に聞いてください」

 

前回、サポートデスクに問い合わせフォームから連絡し、「回答に2週間かかる」という自動返信メールに絶望していました。

ところが、問い合わせから2日半が経過した頃、意外にも、もうサポートデスクからメールで返信があったのです!
(といっても2日以上かかっているので、ECサイトなどよりはずっと遅い・・・。期待値を下げることって大事ですねw)

「おお、仕事が早いじゃないか!」と期待してメールを開いたのですが、その内容は私の期待を裏切るものでした。

現在お客様が行っていただいている変更申請につきまして、審査が終了していないことを確認しました。 お問い合わせ内容から、関東から九州に住所を変更する変更申請を行っていただいた状況とお見受けしました。 この場合、移管処理などの影響で通常より審査にお時間がかかっている可能性がございます。

審査の進捗につきましては、お手数をおかけして申し訳なく存じますが、九州総合通信局へお問い合わせいただくよう、よろしくお願いいたします。

……え?

つまり、「私(サポートデスク)は審査状況が遅れていることを確認しただけ。理由は移管処理『かも』しれない。詳しいことはウチじゃなくて、管轄の九州総合通信局(九総通)に直接聞いてくれ」ということです。

これって、いわゆる「たらい回し」じゃないですか!?

サポートデスクって、こういう内部の進捗確認や連携をしてくれる窓口だと思っていたのですが…。内部調査は一切せず、ユーザーに「あっちに聞いて」と丸投げ。

サポートデスクの意味ないじゃん!と心の中で叫びつつも、審査を進めてもらわなければ免許が失効してしまいます。

仕方なく、私は言われた通り、教えられた九州総合通信局のメールアドレスへ問い合わせメールを送りました。

 


 

九州総合通信局の「神対応」?

 

サポートデスクへの不信感でモヤモヤしながら、九総通へ「かくかくしかじかで審査が止まっており、期限も迫っていて困っています」という内容のメールを送りました。

どうせまた数日待たされるんだろうな、と思っていた次の日、なんと、私のスマートフォンに見知らぬ番号から着信がありました。

出てみると、「九州総合通信局」を名乗る方からです!

メールではなく、直接電話がかかってきたことにまず驚きました。

担当者の方は、 「この度は審査が遅れており大変申し訳ございません」 と丁寧な謝罪から始まり、 「確認したところ、2、3日中には審査が完了する見通しです」 と、具体的な見通しまで教えてくれたのです。

そして、「住所変更の審査が完了しましたら、改めて再免許の申請(パート1で止まっていたやつ)を行ってください」とのこと。

おそらく、再免許申請の期限(残り1か月強)が迫っていたので、メールを見て「これはマズイ」と急いで対応してくれたのでしょう。

もし問い合わせをせず、放っておいたらあと1か月はかかっていたのではないか、と思うと、ゾッとします。

 


 

ついに住所変更完了!しかし新たな壁が…

 

電話で予告された日より少し日数がかかりましたが、九総通へ問い合わせメールを入れた日から数えて6日後、システムのステータスがようやく「審査完了」に変わりました!

無事に電子免許状(新しい住所が記載されたもの)が発行され、これでようやく、本丸である「再免許申請」に進むことができます。

早速、パート1からずっと「補正依頼」状態のままストップしていた再免許申請を片付けるため、「電波利用電子申請」システムにログインします。

 

障壁1 – 平日のシステムメンテナンス

「よし、補正して送信だ!」と意気込んだ矢先、目に飛び込んできたのは「システムメンテナンス中のお知らせ」

しかも、時間帯が平日の日中の数時間…。

え、なぜ利用者が一番使うであろう平日の業務時間中にメンテナンスするの?と疑問は尽きませんが、仕方ありません。メンテナンスが終わるのを待つことにしました。

 

障壁2 – 補正データが関東宛てになる謎バグ

メンテナンスが終わり、気を取り直して再免許申請の補正作業です。

前回の補正依頼の情報を利用して、新しい住所(九州)の情報を確認し、宛先も「九州総合通信局」になっていることを確認して送信!

…しかし、なぜか再度「補正依頼」が届きました。

内容を確認すると、「宛先が関東総合通信局になっており、関東には該当の免許状が存在しない」とのこと。

「そんなはずはない!」と、届いた補正依頼を利用して、宛先が「九州総合通信局」になっていることを再度確認して送信!

…しかし、またもや関東総合通信局宛てになってしまい、同じ補正依頼が届きます。

これ、システムのバグじゃないですか…?

はじめに送信した住所変更前の情報(関東)がどこかに残っていて、補正データを送信すると強制的に関東宛てに飛んでしまうようです。

 


 

補正は諦め、「新規作成」で再申請!

 

このまま補正データと格闘していても埒が明きません。

私は、この「補正依頼」のデータを修正して使うことを諦め「再免許申請」のデータを新規作成することにしました。

住所はすでに九総通の管轄になっているはずなので、新規で申請すれば今度はちゃんと九州宛てになるはずです。

祈るような気持ちで、全ての情報を入力し直し、「新規送信」!

…結果、無事に「到達」し、ステータスは「審査中」となりました!どうやら、宛先も無事に九州総合通信局へ向かったようです。

(ちなみに、例のバグ(?)で関東宛てになってしまった補正依頼データは、「取下げ」が必要ですが、新規に作ったデータと競合すると嫌なので、無事に再免許が完了するまでは念のためそのまま放置しておくことにしました。)

 


 

まとめと次回予告

 

長かった…。住所変更だけで45日以上かかり、さらにシステムのバグ(?)とも戦い、ようやく本丸である「再免許申請」が受け付けられました。

パート1で申請してから、実に2か月近くが経過しています。

果たして、ここから期限(申請は残り1か月弱、有効期限は残り2か月弱)までに無事に再免許申請は完了し、新しい免許状は届くのでしょうか?

次回の報告(パート3)をお楽しみに!

\アマチュア無線局の更新は、本当に余裕をもって!/

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、よいアマチュア無線ライフを!

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