EdgeのCopilotに突然現れた「アクア」とお別れして、元の冷静なAIを取り戻す方法

みなさん、こんにちは。

普段、ブラウザは何を使っていますか? Windowsユーザーなら、Edgeのサイドバーに常駐しているCopilotをバリバリ活用しているという方も多いのではないでしょうか。

ちょっとした調べ物やコードの相談に、もはや欠かせない存在ですよね。何を隠そう私はWindowsのみならずLinuxでもEdgeを常用し、Copilotのヘビーユーザーを自負しています。

ところが先日、そんな私の平穏な作業環境に、予告もなく「彼女」が現れたのです……。

 


 

突然の「アクア」襲来。あなた、いつからそこにいたの?

 

2026年1月6日。いつものようにEdgeを開き、サイドバーのCopilotを呼び出したところ、時々現れては消えていたけれど、呼び出し時から登場することはなかったキャラクターが鎮座していました。

彼女の名前は「アクア」

どうやらEdgeのアップデートか何かの拍子に、Copilotに「キャラクター」設定が追加(あるいは自動で有効化)されたようです。設定をいじった記憶は全くないので、デフォルトの設定が変更されたのかもしれません。

最初は「おっ、UIが華やかになったな」くらいに思っていたのですが、数十分使ってみてすぐに「あ、彼女とはできるだけはやくサヨナラしなければ」と思うに至りました。

 


 

なぜ「アクア」とサヨナラしたのか

 

せっかく実装された新機能に対して、なぜ私がここまで拒絶反応を示したのか。理由は大きく分けて2つあります。

1. 作業の邪魔(画面的なノイズ)

技術者にとって、エディタやブラウザのサイドバーは「情報の密度」が命です。そこにアニメ調のキャラクターが動いているのは、集中力を削ぐノイズでしかありません。私はAIに「癒やし」ではなく「正確なアウトプット」を求めているのです。

2. 「親切心」が仇となった、知ったかぶりの回答

これが一番の問題でした。アクアを有効にしていると、Copilotの性格(アルゴリズム?)が変わったように感じたのです。

具体的には、「平気で嘘をつく(ハルシネーション)」頻度が目に見えて上がりました。
アクアは非常に親切でフレンドリーな性格付けがされているようで、質問に対して「分かりません」と言うのが苦手な様子。

例えば、GitHub上のコードを要約してもらう際、存在しないフレームワークのバージョンや、実際には使われていないライブラリ名を、さも真実かのように語り始めてしまったのです。親切心から答えを「捏造」してしまっているような感覚です。

試しに、キャラクター設定をオフにした「素のCopilot」に全く同じ質問をぶつけてみました。
すると、標準のCopilotは「申し訳ありませんが、その情報については読み取れませんでした」と、潔く回答を拒否。

これですよ、これ。私が求めているのは、間違った答えを愛想よく返してくれるガイドではなく、情報がないなら「ない」と言ってくれる信頼できるパートナーなのです。

 


 

アクアとサヨナラする(オフにする)手順

 

ということで、誠に遺憾ながらアクアさんとはサヨナラすることにしました。さよなら、アクア……。短い間だったけど、少しだけは楽しめたよ……。

同じように「アクアとサヨナラして元のCopilotとよりを戻したい!」と切望している方のために手順をまとめておきます。

1. 設定メニューを開く

Copilotのチャット画面右上にある「・・・」(三点リーダー)をクリックします。 ここから詳細な設定メニューにアクセスできます。

三点リーダーをクリック
設定画面を開く

2. 「キャラクター」を選択

設定メニューの中から「キャラクター」という項目を探してクリックします。 ここでお好みの性格を選べるようになっているのですが、今回はその根本を断ちます。

キャラクターをクリック
キャラクターをクリック

3. キャラクターを「オフ」にする

キャラクターの選択肢の中に「オフ」というボタンがありますので、迷わずこちらをクリックしましょう。

迷わずオフ
迷わずオフ

4. 設定が反映されたか確認

最後に、設定画面でキャラクターが「オフ」と表示されていることを確認してください。

キャラクターがオフ
キャラクターがオフになった

これで完了です! サイドバーからはアクアが消え、いつもの無機質で頼もしい、標準のCopilotが戻ってきました。おかえり、Copilot!

 


 

AIの「人格」と「精度」のトレードオフ

 

今回の「アクア騒動」で感じたのは、AIに過度なキャラクター付けをすることの危うさです。

「親しみやすさ」を演出するために、ネガティブな回答(知らない、できない)を避け、ユーザーを喜ばせるような振る舞いを優先させてしまうと、結果としてツールとしての信頼性が損なわれてしまいます。

特に技術的な調べ物をしている際、「しったかぶり」は最も避けたい挙動ですよね。プログラミングにおいて、間違ったライブラリ情報を信じてデバッグに数時間を溶かす絶望感は、エンジニアなら誰しも理解できるはずです。

キャラクターとのおしゃべりを楽しみたい層には良い機能かもしれませんが、実務でバリバリ使う層にとっては、現状はまだ「おせっかい」な機能かな、というのが正直な感想です。

もしアクアの回答に違和感を覚えたら、一度「キャラクター」設定をオフにしてから再度質問してみてください。その回答精度の違いに、少し驚くかもしれませんよ。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、よいCopilotライフを!

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