モバイル時のポインティングデバイス、どうする?「トラックボールという選択肢」・続編

みなさん、こんにちは。

以前、私は「トラックボールは腕の負担を大きく減らせる」という記事を書きました。

トラックボールの操作には多少の慣れが必要ですが、慣れてしまえば腕の疲労軽減と省スペース性を両立できる素晴らしいデバイスですよね。
私は今もロジクール M575を愛用しており、デスクワークでは欠かせない存在になっています。

 


 

ポインティングデバイスってモバイルにも必要なの?

 

外出先でノートPCを使う場合、ポインティングデバイスは必須ですよね。

なぜなら、タッチパッドが使いづらいからです。

ノートPCのタッチパッドは進化しているとはいえ、まだまだ不満点が多いと感じています。

  • 感度が悪く、操作がワンテンポ遅れる製品が多い
  • キータイピング中に手のひらがタッチパッドに触れ、カーソルが思わぬところにジャンプし、ミスタイプが発生する
  • 細かい操作に必要な十分な面積を確保できない
    • 大きくすれば筐体が大きくなるため、モバイルPCでは限界があります

このため私は、ノートPCを買ったらまずタッチパッドをオフにするという運用をしています。
キーボード品質に定評があり、ポインティングデバイスにも気を配っているThinkPadを使用する時ですら、私はタッチパッドを使っていません。

唯一、レッツノートのタッチパッドは悪くなかったのですが、WindowsでもLinuxでも、OS側がタッチパッド前提で作られていないため、どうにも操作感がイマイチなのです。

そこで、私はこれまでモバイル時には別途ポインティングデバイスを持ち歩いてきました。

 


 

長らく「モバイルはマウス」だった

 

外出先で画像レタッチのような細かい操作が必要な作業をする場合、私は小型マウスを持ち歩いてきました。愛用しているのはロジクール M705です。

「トラックボール推しのあなたが、モバイルでマウス!?」と思われたかもしれません。でも、これには理由があったのです。

 


 

モバイルでトラックボールを使わなかった理由

 

  • 現行のトラックボールはとにかくデカい
    • M575も含め、多くのトラックボールは「手になじむ形状」であるかわりに、本体が大きく、持ち運ぶとかさばってしまいます
  • 小型トラックボールの品質に満足できなかった
    • 以前、ナカバヤシのDigio2を試しましたが、ボールのガタつきが大きく、細かな操作が困難で、常用は断念しました…。

このため、私は長らく「モバイル = 小型マウス」という運用を続けてきたわけです。

トラックボールの大きな特長の一つに「マウスに比べて省スペースで操作できる」という点があります。

だからこそ、本当はトラックボールこそモバイルに最適なのでは?と感じていただけに、この状況は個人的に悩ましいものでした。

 


 

しかしこの状況が変わるかもしれない

 

なんと、エレコムから小型トラックボール「bitra(ビトラ)」が発売されるというニュースを目にしました。

参考:持ち運べるエレコム製小型トラックボール「bitra」が復刻、2.4G/BT両対応&新色ホワイト追加(AKIBA PC Hotline!)

エレコム「bitra(ビトラ)」が本命かもしれない

bitraは、従来のM-XPT1シリーズより30%小型化したトラックボールです。

サイズ比較(公称値)

製品名サイズ重さ
エレコム bitraW74 × D90 × H41 mm約77g(電池・レシーバー除く)
ナカバヤシ Digio2W88 × D95 × H47 mm約105g
ロジクール M705(マウス)W109 × D71 × H42 mm約135g

ご覧の通り、bitraはM705よりも大幅にコンパクトで、重量も軽いため、モバイル用としてはかなり魅力的なサイズ感です。

さらに、エレコムのトラックボールはラインナップの歴史も長く、品質も安定しているため、私は信頼しています。Digio2で感じたような「ガタつき」を、bitraが解消してくれるのでは?と期待大です!

 


 

気になるのは価格…

 

bitraの価格は12,980円と、トラックボールとしては少々お高めです。

しかし、モバイル用途で「信頼性のある小型トラックボール」が出てくるのは本当に貴重なこと! 発売されたら店頭で触ってみて、よければ買ってしまうかもしれません

発売は2025年11月末予定とのこと。今から本当に楽しみです!

 


 

まとめ

 

このbitraは、私のモバイル環境を大きく変える可能性を秘めた製品だと感じています。

発売後に実際に使ってみたら、またレビュー記事を書くつもりです。 トラックボール派の方も、これから試してみたい方も、ぜひ楽しみにしていてください!

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、よいPCライフを!

「モバイル時のポインティングデバイス、どうする?「トラックボールという選択肢」・続編」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: XubuntuのタッチパッドをMac風に!fusumaで快適ジェスチャー設定 - ビューローみかみ

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