みなさん、こんにちは。
今回はIoTネタではなく、私の趣味である自転車についての話題です。
日常の移動手段として、私は自転車を愛用しています。
そして、私の自転車に使われているのが、仏式バルブ(フレンチバルブ、プレスタバルブ)です。
自転車と一緒に電動空気入れも購入していたのですが、実は最初に空気を入れるときに大苦戦してしまいました。
空気が入らない!?仏式バルブでの大失敗
正直な話、空気入れのコネクタをバルブに差し込んでスイッチを押せば空気が入る、そう思っていました。
ところが、どれだけ試しても全然空気が入らないんです。
空気入れが壊れているのかと思い、再度説明書を見直したり、バルブの角度を変えたり、空気入れのノズルを何度も差し直したり……。
でも30分以上頑張っても空気は入らず、心が折れそうになりました。
あとから調べてみてわかったのですが、私が知らなかったのは仏式バルブの特徴と扱い方でした。
仏式バルブって何?
自転車のバルブには主に3種類あります。
- 英式バルブ(ウッズバルブ):ママチャリによく使われる、日本で最も一般的なタイプ。
- 米式バルブ(シュレーダーバルブ):マウンテンバイクや車のタイヤに使われる。
- 仏式バルブ(プレスタバルブ):ロードバイクやクロスバイクに多い、空気圧の調整がしやすいタイプ。
英式や米式は、空気入れを差し込めばすぐ空気が入りますが、仏式はちょっとした手間が必要なんです。
それを知らずに私は空回りしてしまったというわけですね。
仏式バルブに空気を入れる手順
ということで、ここからは仏式バルブに空気を入れる正しい手順を、実際の経験を交えて解説していきます。
今回は電動空気入れを使用していますが、フロアポンプや携帯ポンプでも同様の手順です。
■ 用意するもの
- 仏式バルブ対応の空気入れ(電動/フロアポンプ/携帯ポンプ)

※もし空気入れが英式専用の場合は、仏式→英式変換アダプターを使いましょう。
ステップ1:バルブキャップを外す
まずはバルブの先端に付いているキャップを手でくるくると回して外します。
このキャップは小さくて失くしやすいので、ポケットなどに入れておきましょう。
ステップ2:先端のネジを緩める
キャップを外すと、小さなネジのような突起が見えます。
これが仏式バルブの開閉弁です。
この部分を反時計回りに軽く緩めましょう。完全に外す必要はありません。
このネジが締まっている状態では、空気は絶対に入りません。

🔧 実は私、これを知らずに延々と空気が入らず悩み続けたんです……。
ステップ3:空気が出るか軽く押して確認
ネジを緩めたら、指先でバルブの先端を軽く押してみましょう。
「シュッ」と音がして空気が少し抜ければOK。バルブが開いている状態です。

もし音がしなければ、ネジがまだ閉まっているか、バルブが詰まっている可能性があります。
その場合は、もう一度ネジを緩めて押してみましょう。
ステップ4:空気入れを接続する
バルブが開いたことを確認したら、空気入れのノズルをまっすぐ差し込みます。
手動タイプの場合は、ノズルをバルブに差し込んだ後にレバーを上げて固定しましょう。

電動空気入れの場合は、差し込んでからノズルをひねってロックするタイプが多いです。
ステップ5:空気を入れる
接続ができたら、いよいよ空気を入れます。
- 電動空気入れの場合:モード(自転車)を選んでスタートボタンを押すだけ。設定した空気圧まで自動で入れてくれます。
- フロアポンプや携帯ポンプの場合:ハンドルを上下にポンピングして、指定の空気圧まで手動で入れていきます。
💡 タイヤの側面に「〇〇–〇〇 PSI」や「〇〇–〇〇 bar」と書かれているので、それを目安にしましょう。
ステップ6:バルブを閉じる
空気がしっかり入ったら、以下の仕上げを忘れずに行いましょう。
- 空気入れのレバーを戻し、ノズルを丁寧に外す
- バルブ先端のネジを時計回りに締める
- 最後にキャップを装着する
これで空気入れは完了です!
まとめ:仏式バルブの空気入れ、怖くない!
仏式バルブは慣れないうちは戸惑いますが、ポイントを押さえれば簡単です。
🔑 ポイントはこの3つ!
- ネジを緩める
- 「シュッ」と空気が出るか確認する
- ポンプをしっかり接続して空気を入れる
私は初回で大失敗しましたが、今ではスムーズに空気を補充できるようになりました。
これを読んでくださったみなさんは、きっともう仏式バルブにビビることはないでしょう。ネジを緩めて「シュッ」です!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、快適で安全なサイクリングライフを!