新規事業における2つのアプローチ：課題解決型と価値創出型

新規事業を立ち上げる際、大きく分けて2つのアプローチがあります。それぞれの特徴と可能性について、IoT技術を例に考えてみましょう。

課題解決型アプローチ

最初のアプローチは、課題解決型です。この方法は多くのビジネスで採用されている王道と言えるでしょう。具体的には以下のステップをたどります。

多くの企業や起業家は、目の前の問題を解決することに注力します。顧客の痛点を見つけ、それを解消する製品やサービスを提供することで、市場価値を創出しようとするのです。

もう一つのアプローチは、価値創出型です。このアプローチは、はるかに挑戦的で難易度が高いものです。

歴史上、自動車やAmazon.comなど、誰も想像していなかった価値を生み出した革新的なプロダクトの多くは、このアプローチを採用してきました。

IoT（モノのインターネット）技術に目を向けると、現状は課題解決型アプローチに偏重しています。多くのIoTビジネスは、情報収集のコスト削減に焦点を当てており、真の技術革新には至っていないのが現状です。

しかし、私は敢えて価値創出型のアプローチを選びたいと考えています。当たり前とされていることに疑問を投げかけ、IoT技術を通じて全く新しい価値を創造することを目指しています。

革新的なビジネスは、既存の常識を疑い、まだ誰も気づいていない価値を見出すところから生まれます。IoT技術は、その可能性を秘めた重要なツールの一つです。

私たちは日々、価値創出型のアプローチで新しいビジネスの可能性を追求しています。同じ志を持つ方々と共に、未来を切り開いていきたいと思っています。

興味を持たれた方、ぜひ一緒に挑戦しませんか？