通信事業者はだまし討ちみたいなDM(ダイレクトメール)をやめるべき

通信事業者はだまし討ちみたいなDMをやめるべき

みなさん、こんにちは。

今日は、私が経験した内容を共有したいと思います。

 


 

つい先日、NTTから「割引サービス終了」のハガキが届きました。

なんでも2年前に契約したNTT光ネクストの割引サービスが終了するとのこと。

ハガキには解約方法の案内とともに、今後のプラン変更についての説明が記載されており、なんと「光クロス」という10Gプランに変更すれば、月額料金は変わらず工事費も無料になると書かれていました。

まるで、割引がなくなれば料金が上がるという理由で、乗り換えキャンペーンに誘導しようとしているかのようです。

早速、ウェブサイトで該当プランを確認し、プラン変更申込の最終確認画面まで進んでみたのですが、どういうわけか月額料金も工事費も通常料金のままで、割引が適用されていないように見えます。

どうしても納得がいかず、一旦申込みを保留し、翌日カスタマーサポートに電話をかけてみました。

ところが、電話での説明はどうも話がかみ合わず、ハガキに記載されている内容をカスタマーサポートの方が把握していない様子でした。

私が確認したかったのは、以下の3点。

  • 光ネクストの割引サービスが本当に終了するのか
  • 割引サービス終了後でも、光クロスにプラン変更すれば同じ料金で契約が続けられるのか
  • プラン変更に伴う工事費は本当に無料なのか

何度も説明を求めましたが、最終的に分かったのは、光ネクストの割引サービスが終了するのは事実だが、光ネクストの現契約を続けたほうが料金は安いということでした。

私が契約しているのは、ひかり配線方式の光ネクスト・マンションタイプで、マンションの戸数が多いおかげでもともと料金が抑えられています。そこから更に割引が適用されていたのですが、たとえ割引が終了しても、光クロスの割引プランよりも経済的だったのです。

確かに戸宅などプランによっては光クロスに変更した方が安いケースもありましたが、すべてのケースがあてはまるわけではない以上、プラン変更のうたい文句とするのはいかがなものかと。

この結果、私はプラン変更を行わない判断に至りました。

調査に半日もの時間を費やし、本当に無駄な労力をかけたと感じています。

また、調査の結果、光クロスへのプラン変更については、NTT経由でプロバイダーと契約していても、別途プロバイダーに対応確認が必要なことや、10G対応ルーターへの変更が必要な場合もあることも判明しました。もし自前のルーターを使用している場合、初期投資がかかる可能性があるため、さらに注意が必要です。

誤解を招く内容で消費者を惑わせ、結果的に評判を落としてしまうのは、企業にとっても損失だと思います。もし気づかずに契約してしまった人が、後になって事実を知れば、必ずやその企業に対して強い不信感を抱くだけでしょう。

通信事業者の皆さん、もう少し誠実なキャンペーンを実施していただけないでしょうか。

消費者が納得して安心できるサービスを提供することこそが、真の信頼を築く第一歩だと思います。

 


 

一連のやり取りを通じて感じたのは、通信事業者が新規契約や更新契約の数を業績の評価指標としているうちは、こうしただまし討ちのようなダイレクトメールが頻繁に送られてくるのだろうということです。

今回の件でかなりの時間と労力を費やしましたが、何事も事前の確認と冷静な判断が大切だと痛感しました。

みなさんも情報収集をしっかり行い、無駄なトラブルに巻き込まれないようにお気をつけいただければと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それではよい一日を!

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