みなさん、こんにちは。
IoTとビジネスをつなぐブログを運営している方にとって、効率的かつ高品質なコンテンツ作成は大きな課題です。
高品質を追求するあまり、投稿頻度を減らしている方も多いかもしれません。でも、私はブログでは「量が質を上回る」場合が多いと考えています。なぜなら、どんな記事が「高品質」かは読者が決めるからです。たとえば、私が「まあまあの出来」と思った記事が、意外にも多くのPVを獲得したことがあります。読者のニーズは、著者の判断とズレることが多いのです。実際に、投稿数を増やすとPVも比例して伸びる傾向があります。
実は、私のブログは昨日で連続100日投稿を達成しました!
毎日投稿は大変そうに思えるかもしれませんが、生成AIの力を借りれば、驚くほど効率的に記事を量産できます。実際、このペースのおかげで、短期間で読者に価値ある情報を届け、PVを伸ばせました。
この記事では、私が実践して効果を実感した、生成AIを使ったブログの書き方を、独自性とSEOを重視したステップでご紹介します。
生成AIでブログを書く理由
IoTのような専門分野のブログでは、さまざまなトピックを試して読者のニーズを早くつかむことが大切です。
ここで生成AIが大活躍! アイデア出しから文章作成まで、驚くほど効率化できます。
私のブログは、100日間毎日投稿を続け、2025年4月に月間3,000PVを達成しました。ゼロから始めたブログが、3ヶ月でここまで成長したのは、投稿量のおかげです。そして、このペースを可能にしたのが生成AIです。
ただし、AIの文章はときに見慣れた内容になり、Googleから「低品質」と判定されるリスクがあります。私も試行錯誤しましたが、以下のステップで高品質な記事を作れるようになりました。
ステップ1:AIとの対話でユニークな気づきを得る
生成AIとの対話から、初めて気づいた視点やアイデアを抽出します。これが記事の核となり、独自性を高めます。
- 具体的な質問を投げる
「医療機関がIoT導入で直面する課題は何ですか?」や「2025年の医療IoTトレンドで過小評価されている技術は?」と聞きます。反論や仮説を加えると、深いインサイトが得られます。たとえば、「IoTの患者モニタリングは急性期病院向けと言われますが、療養病床やクリニックでの事例は?」と尋ねると、意外な視点が見つかります。 - 気づきを記録
対話で得たインサイトをオンラインノート(私の場合はCosenseを使っています)やスプレッドシートに保存します。たとえば、「クリニックでのIoT患者モニタリングの採用率が10%未満」という気づきは、ニッチな記事の種になります。 - 新規性を評価
インサイトが具体的で、他のブログにない視点かをチェックします。「IoTは重要」といった一般論は避け、「クリニックでのIoTモニタリングのコスト誤解」に絞ります。
私の場合、AIとの対話で「クリニックでのIoT患者モニタリングの採用率が低い理由」を発見し、それがもう一つ運営しているブログで人気記事につながりました。対話を通じて、読者が求めるトピックを素早く見つけられます。
ステップ2:AIに記事のドラフトを書かせる
次に、気づいたインサイトを基に、生成AIに構造化された記事のドラフトを作成させます。その際、以下のポイントに注意してください。
- 詳細なプロンプトを使う
AIに明確な指示を与えます。- インサイト「クリニックでのIoT患者モニタリングの低採用率」を基に、1,500文字の記事。
- 構成:導入(200文字)、課題(400文字)、解決策(400文字)、事例(300文字)、結論(200文字)。
- データ2つ、内部リンク5つ、CTA1つを含める。
- キーワード「IoT 患者モニタリング クリニック」でSEO最適化。
- 対象:クリニック経営者、医療従事者。
- このプロンプトで、読者ニーズに合ったドラフトが得られます。
- データと事例を要求
AIに統計や仮の事例を含めさせます。たとえば、「20%効率化」などのデータは、後で実データに置き換えます。 - 重複を避ける
過去記事と異なる視点を指示します。たとえば、「既存の『IoT医療セキュリティ』記事と被らない、コスト削減に特化した内容」と指定します。
私のブログでは、ChatGPTもしくはGeminiでドラフトを作っています。これで、週6~7記事のペースを維持できています。最近、知ったJasperを、今後はSEO強化に活用する予定です。
ステップ3:リライトで独自性と深みを加える
AIのドラフトは、ときに一般的でテンプレート感があります。リライトで、以下の要素を加えて高品質に仕上げます。
- 実体験やデータを挿入
業務上のメモや事例を追加します。たとえば、「取引先の療養病床がIoTセンサーで看護効率を30%改善した事例」や、厚生労働省の「2024年医療IoT市場15%成長」データを引用します。
- ストーリー化
インサイトを物語に変えます。たとえば、「療養病床の現場がIoTを敬遠した理由と、導入後の劇的変化」を描くと、読者の共感を呼びます。
- 人間らしい文体
AIの無機質な文(例:「IoTは有効です」)を会話調に変えます(例:「IoTで私が驚いたのは、これでした」)。Claudeを使って、自然な日本語に整えます。
- SEOを強化
タイトル(例:「クリニックのためのIoT患者モニタリング完全ガイド」)、見出し、meta descriptionにキーワードを配置。内部リンクを3~5つ入れ、関連記事につなげます。
私の場合、リライトに1記事あたり30~60分かけ、現場の声やデータを加えることで、読者の滞在時間が約2倍になりました。
ステップ4:品質をチェックする
高品質を保つため、以下のチェックリストで記事を評価します。
- 独自データ
自身が体験した事例や統計(例:取引先事例、業界レポート)。
- 内部リンク
関連記事へのリンクを3~5つ。
- 文字数
1,500~2,500文字。
- AI生成感の排除
繰り返しフレーズや一般論を排除。 - キーワード密度
1~2%(例:「IoT 患者モニタリング 療養病床」)。
- 読者エンゲージメント
CTA1つ(例:「「IoT医療チェックリストをダウンロード」)。
- レビュー
週2~3記事を詳細に分析。直帰率70%以上の記事はリライト。
これらのチェックを徹底したところ、読者の滞在時間が大きく伸びました。Google Analyticsで効果を確認しながら、改善を続けています。
ステップ5:公開とプロモーション
記事を公開したら、積極的に拡散して読者に届けます。
- ブログ公開
WordPressで、タイトル、slug、画像のaltテキストをSEO最適化。
- Xで発信
毎日2~3回投稿(例:「新記事:療養病床IoTのチャンス #IoT #医療DX」)。
- LinkedIn
医療経営者向けにXと同様に記事を告知。
- Facebook
ビジネス用アカウントがあれば、記事を告知。日本ではLinkedInより拡散力が高い場合もあります。
私のブログでは、XとLinkedInの発信を強化した結果、3ヶ月でPVが1,000増えました。拡散は、読者との接点を増やす鍵です!
低品質コンテンツのリスクと回避方法
生成AIの記事は、Googleの「Helpful Content Update」で低品質と判定されるリスクがあります。具体的には、独自性不足、薄い内容、検索意図との不一致が問題です。私の方法では、以下の対策でこれを回避します。
- 独自性の確保
AI対話のインサイトと業務メモを基に、オリジナルな視点を提供。
- 深みのある内容
実体験、データ、ストーリーで、読者の課題解決に貢献。
- 検索意図の一致
ロングテールキーワード(例:「IoT 患者モニタリング 療養病床」)を狙い、読者のニーズに応える。
リライトで対策を実施することによってAIのテンプレート感を排除し、EEAT(経験、専門性、権威性、信頼性)を強化することで、SEO評価を高めています。
成果と今後の展望
この方法で、3ヶ月で100記事を投稿し、全くの0から月間3,000PVを達成しました。6ヶ月後には7,000~10,000PV、1年後には10,000~20,000PVを目指します。医療IoT市場は今後も成長が見込まれるため、質の高いコンテンツを量産すれば、さらに大きな成果も期待できると考えています。
具体的な目標は以下の通りです。
- 3ヶ月時点:100記事、検索流入およそ50%。
- 6ヶ月後:190~200記事、人気トピック確立。
- 1年後:360記事、医療IoT分野での分野での権威性獲得。
私のブログでは、「医療IoTを運用する上でのTips集」が人気ですが、今後は、遠隔診療や医療データセキュリティなど、医療IoTの焦点を絞ったトピックで、さらに読者の信頼を獲得したいと思います。
まとめ
生成AIを活用したブログ作成は、効率性と独自性を両立する強力な方法です。
AIとの対話でユニークな気づきを得て、ドラフトをブラッシュアップし、リライトで深みを加える――このプロセスで、高品質なブログを量産できます。
週7記事のペースを維持しつつ、読者の信頼とSEO評価を獲得しましょう。
ぜひ今日からこの方法を試してみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よいブログライフを!
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