みなさん、こんにちは。ビューローみかみです。
早速ですが、生成AI使ってますか?
この2年くらい、いろいろなサービスが出てきていますが、ビューローみかみが現在主力で使っているAIサービスをまとめておきたいと思います。1年後は全く異なるサービスを使っていそうですが、果たしてどうなっているでしょうか?
プログラミング支援系AI
GitHub Copilot
VS Code等の開発環境に統合される最強のAIペアプログラマーです。コードの自動補完だけでなく、チャット機能を通じてコードの説明や改善提案も得られます。最近追加されたEdit機能では、既存コードの変更や最適化もAIに指示できるようになり、より柔軟な開発支援が可能になっています。2023年から2024年にかけて、集中的に開発を行っていた時期はチャット機能に本当に助けられました。
bolt.new
モバイルアプリのプロトタイピングに特化したAIツールです。UI/UXデザインからインタラクションまで、アイデアを素早くプロトタイプ化できます。コードを書かずにアプリの概念実証が可能なため、企画段階での検証に最適です。既存コードのリファクタリングには向いていないと思います。
Replit
クラウドベースの開発環境で、AIを活用したバックエンド開発が可能です。特にプロトタイプ開発において、サーバーサイドのロジックを素早く実装できる点が強みです。共同開発機能も充実しており、チーム開発での活用も容易です。
Google AI Studio
Googleが提供するAI開発プラットフォームです。PaLM APIを使用したアプリケーション開発やプロトタイピングが可能で、特に自然言語処理タスクの実装に優れています。無料で利用できるので、プロトタイピング後にプロダクトの解像度をあげていくフェーズで重宝しています。
Google Colab
主にAIモデルの試験実装や機械学習の実験に適したプラットフォームです。GPUやTPUの無料利用枠があり、手軽にディープラーニングの環境構築が可能です。新しいAIモデルを安価に試す環境として利用しています。
汎用チャットAI
ChatGPT
OpenAIの代表的なチャットAIです。一般的な情報収集や質問応答に優れており、従来の検索エンジンを補完する形で活用できます。特に技術的な質問への回答の正確性が高く評価されています。Github Copilotを使うまではChatGPTがAIペアプログラマーでした。
Claude
文章校正や編集作業において特に優れた性能を発揮します。より自然な日本語での対話が可能で、長文の添削や改善提案も的確です。また、倫理的な考慮も含めた回答が得られる点が特徴です。依頼文や質問への回答など、文案に困ったらClaudeにたたき台を作成してもらっています。
Gemini
Googleが提供するマルチモーダルAIです。テキスト、画像、コードなど複数の形式のデータを統合的に処理できます。検索エンジンとの連携により、最新の情報に基づいた回答が得られます。急速に性能向上したと評判ですが、私はChatGPTとClaudeと比較して、よい回答を得られた場合だけ使用しています。
AI検索エンジン
Perplexity
AIを活用した新世代の検索エンジンです。従来の検索結果に加えて、情報源を明示しながら要約された回答を提供します。学術研究や事実確認が必要な場面で特に有用です。企画段階での調査時間が大幅に短縮できます。
Genspark
Perplexityと同様、情報源を重視したAI検索エンジンです。特に専門的なトピックについて、信頼性の高い情報源からの情報を効率的に収集できます。
画像生成AI
Microsoft Copilot
MicrosoftのAIプラットフォームに統合された画像生成機能です。DALL-E 3を採用し、精度の高い画像生成が可能です。特にビジネス用途での画像生成に適しているようで、生成される画像は堅い感じがします。
ImageFX
GoogleのAI画像生成ツールです。Googleの豊富な画像データと生成AIの技術を活用し、高品質な画像生成が可能です。直感的なインターフェースで、様々なスタイルやテーマの画像を生成できます。英語でプロンプトを与えるとイメージに近い画像を得られる可能性が高まります。
Grok
xAIが開発したAIで、画像生成も可能です。Xの投稿を学習データに利用しているからかもしれませんが、よりウィットに富んだ対話型の画像生成が可能です。ただし、まだ発展段階にあり、機能は限定的です。
最後に
以上のツールは、それぞれの特性を活かして使い分けることで、より効率的な作業が可能になります。特に、プログラミング支援系AIは開発効率を大幅に向上させ、汎用チャットAIは情報収集や文章作成の強力な助手となっています。AI検索エンジンは信頼性の高い情報収集に、画像生成AIはビジュアルコンテンツの制作に活用できるでしょう。
これらのAIサービスは日々進化を続けており、定期的な機能確認と使い方の更新が必要ですが、まずは使い始めること。
もし気になっているサービスがあったらぜひ試してみてください。
こんなサービスがあるよ、とコメントを残してくれたらなお嬉しいです。
それでは、また!