つい先日、マイクロソフトが発表したMicrosoft 365の価格改定で、私の財布が悲鳴を上げています。個人向けのPersonalが年額14,900円から21,300円に、Familyが21,000円から27,400円へと、まさに「価格が空を飛ぶ」レベルのジャンプ。
でも待って!この値上げには新しいお友達がついてきます。
そう、話題の生成AI「Copilot」が標準搭載されるんです。
ただし、使用回数には制限が。
つまり、「AI付きで値上げ」なのか「AIのおまけ付きの値上げ」なのか、それが問題です。
正直、Copilotを使わない人にとっては、これはただの「痛い」値上げ。私もその一人です。
でも、考えてみましょう。
Office製品を日常的に使う人には、「買い切り版」か「365のサブスク」という2つの道しかありません。複数端末で使う必要がある人には、365の方が圧倒的に便利。
つまり、マイクロソフトさん、抜け道をふさいでますね。
ここで見えてくるのは、マイクロソフトの深い戦略。
解約されにくいサービスにAIをセット販売して、開発費用を回収しようという算段です。
現時点で生成AI単独で黒字を出している企業はないはず。そう考えると、豊富な資金力を持つマイクロソフトの立ち位置は、かなり有利なものに見えてきます。
一消費者としては「痛っ!」という値上げですが、経営者の眼鏡で見ると「なるほど」という展開です。
ただし、現時点でのCopilotは、正直言って他のAIサービスと比べるとちょっと物足りない感じ。
せっかく私たちから預かった「投資資金」、しっかり活用して、より賢いAIに育ててほしいものです。もしかしたら将来、この値上げを「賢明な投資だった」と振り返る日が来るかもしれません…でも今は財布が泣いています。
追加記事を書きました。2025/1/29
Microsoft 365 Personal をClassic に切り替える方法
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