Microsoft Edgeの「主パスワード」が2026年6月に廃止へ。認証の仕組みはどう変わる?今すぐ確認すべき設定ガイド

みなさん、こんにちは。

Microsoft Edgeを使っている方に、セキュリティに関する重要なお知らせが入ってきました。Edge独自の「主パスワード(カスタムプライマリパスワード)」が、2026年6月に廃止されることが公式に発表されたんです。

「え、パスワードがなくなるの?」「何か設定を変えないとマズい?」と不安に思う方もいるかもしれません。今回は、この変更の背景から、私たちが今すぐ確認すべき設定までを解説します。

 


 

公式発表の内容をチェック

 

まずは、Microsoftからの公式なアナウンス(リリースノート)を確認しておきましょう。抜粋した文ですが、何が起きるのかを正確に把握できます。

Version 146.0.3856.13: February 19, 2026

Microsoft Edge release notes for Beta Channel

Custom primary password deprecation. In Microsoft Edge 146, users will no longer be able to create a new custom primary password in Edge Settings edge://settings/autofill/passwords/settings. Users who already have a custom primary password configured will see a warning that the feature won’t be available from June 4, 2026. On June 4, 2026, any users who are still using a custom primary password will be automatically migrated to device authentication.

ざっくり言うと

  • Edgeの次期リリース版である(Ver.146)から、新しい主パスワードは作れなくなる。
  • 現在使っている人には警告が表示される。
  • 2026年6月4日に完全に廃止され、自動的に「デバイス認証(Windows Helloなど)」へ移行される。

 


 

そもそも「主パスワード」の役割とは?

 

Edgeの主パスワードとは、「保存されたパスワードを表示・入力する前に、追加で入力するEdge独自の認証」のことです。

ブラウザにパスワードを覚えさせている場合、誰かにPCを貸した際に勝手に見られないよう、Edge内だけでもう一段「独自の鍵」をかける役割を持っていました。

しかし、これには「OSの認証(Windows Hello)があるのに、なぜブラウザだけ別のパスワードを使うの?」という二度手間感や、セキュリティレベルが単一のパスワードに依存してしまうという課題がありました。

 


 

認証の全体像 – これからは「2種類」に集約される

 

今回の廃止は、単なる機能削除ではなく、「認証方式の整理整頓」です。ここを理解すると、今回の変更が非常に合理的であることが分かります。

認証のレイヤー担当する仕組み具体的な例
① OS内の操作Windows HelloEdgeのパスワード表示、パスキー、PC設定変更
② クラウドサービスAuthenticatorMicrosoftアカウント、Google、銀行系サービス

これまでは「OS内の操作」であるはずのEdgeのパスワード閲覧に、独自の「主パスワード」が割り込んでいました。今後はこれをWindows Hello(顔・指紋・PIN)に一本化することで、シンプルかつ強固なセキュリティを目指すというわけです。

 


 

ユーザーへの影響は?(実はメリットが多い)

 

「廃止」と聞くと不便そうですが、実際には不利益はほぼありません。

  • 覚える手間が減る
    Edge専用のパスワードを管理する必要がなくなります。
  • セキュリティ強化
    独自のパスワード(1要素)より、生体認証を含むWindows Hello(多要素)の方が圧倒的に強固です。
  • パスキー時代への対応
    世界的に「パスワードを減らしていく」流れに沿った進化です。

 


 

今すぐ確認!Edgeのパスワード設定

 

「自分が主パスワードを使っているか分からない」という方も多いはず。以下の手順で今の設定を確認し、必要であれば今のうちに切り替えておきましょう。

設定画面へのアクセス

  1. Edge右上の […][設定] をクリック。
  2. 左メニューの [パスワードとオートフィル] > 右メニューの[Microsoft パスワード マネージャー] をクリック。
  3. [その他の設定]を開く。

3つの選択肢のうち、どれになっている?

普通ならパスワードとパスキーのオートフィルがオンになっているはずで、その下に認証のタイミングに関する設定があります。

  1. 自動的にサインイン(認証なし)
    • 多くの人の初期設定。Edge内のパスワード閲覧時に追加の認証は求められません。
  2. デバイスのサインイン オプション(Windows Hello)
    • ★推奨設定。パスワードを表示する際、PCログイン時と同じPINや指紋を求められます。
  3. カスタム プライマリ パスワード
    • これが廃止対象です。現在ここを使っている方は、今のうちに 「2. デバイスのサインイン オプション」 に切り替えておけば、2026年以降も操作感を変えずに使い続けられます。
デバイスのサインインオプション
「デバイスのサインインオプションの入力を求めます。」ボタンをチェック

 


 

主パスワード廃止は「合理的な統合」

 

今回の変更は、複雑になった認証方式をシンプルにし、より安全な「Windows Hello」へ誘導するための前向きなステップです。

2026年6月以降、Edge独自のパスワードは使えなくなりますが、Windows Helloに切り替えるだけで、これまで通り(あるいはそれ以上に便利に)使い続けられます。

「設定を一人で変えるのはちょっと不安…」という方は、今のうちにEdgeの設定メニューを覗いてみてくださいね。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、よいEdgeライフを!

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