Microsoft 365 サブスクリプション変更でSkype無料枠終了!?今後の通話対策とCopilotへの投資の裏側

Skypeの無料枠終了

みなさん、こんにちは。

今日は Microsoft が2025年2月28日に発表した驚きのニュースをお伝えします。

2025年5月に、MicrosoftがSkypeのサービスを廃止するそうです。

無料ユーザーも有料ユーザーも影響を受けるのですが、ビジネス向けのSkype for Businessはそのまま使えるので、企業向けは安心です。

しかし、Microsoft 365 PersonalやFamilyサブスクリプションに付帯していた毎月60分間の無料Skype通話枠を使って、従来の電話向け通話をしていた人には大きな影響がありそうです。実はわたしもその一人です。

Skypeの無料通話枠はどうなるのか、そして代替策はあるのか、を解説します。

 


 

Skype 廃止とTeams Freeへの移行

2025年5月以降、従来のSkypeは廃止され、ほとんどの基本機能がMicrosoft Teams Freeに統合されます。

これにより、SkypeのアカウントでTeams Freeにログインすれば、チャットや連絡先、過去の通話履歴もそのまま引き継がれる仕組みになっています。移行期間は2025年5月5日まで設けられているので、慌てずに新しいサービスに慣れる時間があります。

Teams Freeは、Skypeの基本的な通話やチャット機能だけでなく、最大300人まで参加できるグループ通話や300時間までの長時間通話といった、強化された機能も提供してくれます。もちろん、もし万が一データが必要になった場合でも、Skypeのデータは2026年1月までエクスポートや削除が可能なので安心です。

 


 

Microsoft 365 の無料Skype通話枠を使っていた場合は?

Microsoft 365 PersonalやFamilyサブスクリプションに付帯していた毎月60分の無料Skype通話枠を利用して、従来の電話向け通話をしていた方は注意が必要です。

実は、この無料枠は2026年3月から自動的にサブスクリプション特典から削除されることになっています。つまり、今まで無料で電話にかけられていた機能は、2026年3月以降はなくなってしまうんです。

ただし、完全に電話が使えなくなるわけではありません。引き続きSkypeダイヤルパッドは、Teams FreeやSkype Webポータルで利用できるので、電話番号に発信する場合は「Skypeクレジット」を利用して有料通話として継続することは可能です。しかし、今までのような無料通話のサービスは、残念ですがなくなってしまうので、事前に今後の通話プランの見直しを検討しておく必要があるでしょう。

移行先のMicrosoft Teams Free自体はインターネットを通じた通話や会議に強みがあるサービスです。ただし、電話番号に直接発信する機能はありませんので、電話への通話が必要な場合は従来のSkypeクレジットの購入や、Teams Essentialsなどの有料プランへの切り替えが求められるでしょう。

自分の利用スタイルに合わせて、どの方法が一番便利かをしっかり検討しましょう。

 


 

まとめ:Copilotへの投資とサービスの今後

今回のサービス変更は、Microsoftがより一体化したコミュニケーション環境を提供するための大きなシフトと考えられます。正直、Teamsのサービス開始以降、Skypeは完全に浮いていましたからね。

無料ユーザーも有料ユーザーもTeams Freeを通じて新たな機能を享受できる一方、Microsoft 365 PersonalやFamilyに付いていた60分間の無料Skype通話枠は2026年3月からなくなります。従来の電話向け通話を利用していた方は、今後はSkypeクレジットの購入や有料プランへの切り替えを検討する必要があります。

そして、今回のサブスクリプションモデルの変更は、単にサービス統合を狙っただけではなく、実はMicrosoftが次世代の革新的技術、特にAI技術「Copilot」への投資にリソースを集中する一環とも考えられます。

従来のサービスから徐々にシフトすることで、ユーザーにはより最新の機能や使いやすさを提供しつつ、企業としても未来のテクノロジーに向けた体制を整えようとしているのかもしれませんね。

ちなみに Microsoft 365 Personal を現在利用しているみなさんはCopilotレスの Microsoft 365 Personal Classic にプラン変更することもできます。以前に記事を書いていますので参考にしてください。

 

Skypeの急な廃止発表に戸惑うかもしれませんが、早めに自分に合った代替方法を見つけ、今後のアップデートに備えておくと安心です。最新情報は公式サイトやサポートページをこまめにチェックして、スムーズな移行を目指しましょう!

わたしはチャットやインターネット通話はTeamsを引き続き利用し、電話の通話は、もともと契約していた携帯キャリアが提供するサービスに統一することを考えています。

Skype廃止に関するMicrosoftサポートの公式情報はこちらをご参照ください。
Skype は 2025 年 5 月に廃止される: 知っておくべきこと

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が、今後の通話手段の見直しや、新しいサービスへの移行の参考になれば幸いです。

質問や疑問があれば、コメントで教えてくださいね!

「Microsoft 365 サブスクリプション変更でSkype無料枠終了!?今後の通話対策とCopilotへの投資の裏側」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: Microsoft 365 Personal をClassic に切り替える方法 - ビューローみかみ

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