みなさん、こんにちは。
2022年12月にChatGPTのアカウントを作ってから、気づけば3年半以上が経ちました。この間、私自身のAIとの向き合い方は「検索の補助」から「コーディングの相棒」、そして「プロジェクト全体を任せるエージェント」へと、何度も姿を変えてきました。
そして面白いことに、この個人的な遍歴は、生成AI業界そのものが辿ってきた大きな変化の波と驚くほど重なっています。
今回は、当サイトの運営開始前に書いていた文章と運営開始後に書いてきた記事を時系列で振り返りながら、「私」と「世間」がそれぞれどう動いていたのかを対比する形でまとめてみました。前編では、生成AIの登場から複数AIを使い分ける「マルチAI時代」までを振り返ります。
【第1期】2022年12月〜2023年9月 ― 検索の補助から、プログラミングの相棒へ
2022年11月30日にOpenAIからGPT-3.5が公開され、世界中が「すごいサービスが出た!」と騒然としたのを覚えている方も多いのではないでしょうか。私もその話題性に惹かれて、翌日の12月1日に早速ChatGPTへ登録しました。
当時はGoogle検索で答えが見つからないときに「ついでに聞く」程度の使い方でした。ハルシネーション(幻覚)も多く、ロゴを作らせてもアスキーアートのようなものしか出てこない状態で、感覚としては「雑談相手の中学生」くらいという認識でした。世間的にも、まだ「面白いけれど、どこまで信じていいかわからないおもちゃ」という雰囲気が強かったように思います。
潮目が変わったのは2023年3月末、GPT-4のリリースでした(Microsoftとの提携拡大や各種ベンチマークで大きな話題になった時期ですね)。実際に触ってみて、そのプログラミング能力の高さに本当に驚かされました。自分の能力を遥かに凌駕する回答が即座に出てくるのです。ここからコードを貼り付けて質問したり、エラー文から原因を推測させたりする使い方が本格化しました。
同年6月にはBard(現Gemini)にも登録しましたが、当時の回答精度はChatGPTに一歩譲る印象でした。市場調査のためにWEBスクレイピング的な依頼も試してみたものの、精度はまだイマイチ。どうにかして狙った回答を引き出す「プロンプトエンジニアリング」が注目され始めたのもこの頃でした。
【第2期】2023年10月〜2024年2月 ― プログラミング時の心強いレビュアーとして
2023年10月、業務でのコーディング作業が増えてきたこともあり、GitHub Copilotを契約しました。ブラウザにコードをコピペする作業が無駄に感じられたため、ごく自然な流れでしたね。ここでようやく「開発ツールの一部としてのAI」という感覚が芽生えます。
ただ、当時のCopilotは「選択したコードの解説」や「エラーメッセージの質問」といった単発の受け答えが中心で、複数ファイルをまたいだ作業はできませんでした。主に外部スタッフに頼んだコードのデバッグに使っていましたが、それでも調査時間が大幅に短縮され、「もうAI以前の時代には戻れないな」と痛感したのを覚えています。
【第3期】2024年3月〜2024年10月 ― 複数AIの使い分け時代へ
2024年3月、私はClaudeを使い始めました。理由はChatGPTよりも日本語が自然でこなれていたからです。世間でもClaude 3シリーズの登場によって「日本語の文章ならClaude」という評判が広がっていました。この頃から、1つのAIに頼るのではなく用途ごとに使い分けるスタイルが定着していきます。
【関連記事】 2025年1月時点で私が活用していたAIサービス
プログラミング支援からAI検索、画像生成まで、当時実際に使っていたツールを棚卸しした記事です。GitHub Copilotをメインのペアプログラマーとしつつ、ChatGPTを一般調査、Claudeを文章のたたき台作成、Perplexityを情報源重視の調査に使い分ける「マルチAI体制」の実態を記録しています。ただしこの時点では、Copilotもまだ補完やチャットが中心で、後のAgentモードのような自律的な作業まではできませんでした。
後編へ続く
後編では、開発体験が激変した「エージェントモードの登場」、ターミナル型(CLI)AIへの完全移行、そして衝撃の「600%値上げ」に伴うClaudeへの乗り換え劇について詳しく解説します!
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、よい生成AIライフを!



