みなさん、こんにちは。
当サイトでは、MSX0を使ったIoTプログラミングの実践記事だけでなく、製品としてのMSX0そのものや、MSXコミュニティを巡る出来事についても折に触れてお伝えしてきました。
2025年は比較的活発だったDevconをはじめとするMSX0のコミュニティ活動。2026年のこの時期は、本来ならM5Stack Tab5ベースの「MSX0 Tab5」のクラウドファンディングが始まって、終わっていたはず?の時期だと思うのですが、未だ音沙汰がありません。
MSX0はどうなってしまうのでしょうか?
半年以上動きがないので、このあたりでMSX0とは何なのか、一度思い出しておこうと思いますw
当サイトの過去記事から、MSX0の紹介記事からイベント参加レポート、事業論、そしてコミュニティを揺るがした騒動まで、「モノづくりの手を止めて考えたこと」をまとめてご紹介します!
実践編はこちら↓
レトロな魅力とIoTの融合 – MSX0について語る
MSX0という小型コンピュータを初めて紹介した導入記事です。
M5Stack Core2をベースに、かつてのMSX、MSX2、MSX2+のソフトウェア資産が動くレトロ性と、IoT BASICによるセンサーデータ収集・制御というモダンな機能を併せ持つ点を解説。
プログラミング初心者やIoT入門者に向いている一方、性能の制限や対応センサーの少なさ、大規模システムには不向きといった限界も率直に整理しており、MSX0という存在の全体像をつかめる一本になっています。
MSX0 リモートコントロールパネル、待望のアップデート!その利便性と残る課題
2025年7月に公開されたMSX0用リモートコントロールパネルの最新版を試用した記事です。
会員制サイト「msx-hub」に存在する2種類の会員区分のわかりにくさや、アップデートの更新通知が用意されていない運用面の課題を率直に指摘しつつ、スキンの選択、DSKファイルのリモートでの切り替え・アップロード、複数端末の同時監視といった新機能を実際に試して評価しました。
特に複数のMSX0を運用する場面での管理効率化を「大きな進歩」としながらも、Basicから使えるセンサーの拡充など今後への期待も述べています。
MSX0はIoT市場で戦えるのか?MSX Devcon 14に参加して考えたこと
品川で開催された「MSX Devcon 14」へのオンライン参加レポートです。
西和彦氏が語る「ブラックボックス化する現代コンピュータ」への危機感と、BASICという入り口を通じて誰もが中身を理解できるMSXの「透明性」の価値を紹介。
その上で、従来のMSX0が抱えていた通信の暗号化不足などのセキュリティの弱さや、価格・入手性の課題を指摘しました。
発表された新型「MSX0 Tab5」がESP32-P4によるハードウェア暗号化と2万円台?という価格戦略でこれらの課題に応えようとしている点を評価し、今後は周辺機器のエコシステムの充実が普及の鍵を握ると考察しています。
ロマンとソロバン
西和彦氏の「世の中はロマンだけでは無理です、ビジネスが必ず必要です」という発言をきっかけに綴られたエッセイです。
IoT事業者としての「ロマン(意志)」と「ソロバン(継続性)」という両輪のバランスについて掘り下げ、事業とは社会に対して価値を提供し続けるプロセスそのものであり、利益はその活動の継続を託された「社会からの継続許可証」に過ぎない、という考察を展開しています。技術記事とは一味違う、2025年の年の瀬に自らの事業姿勢を見つめ直す一本でした。
MSX2++キャンセルと「殿ご乱心」騒動 – しかし本質はMSXのDNAにある
開発者HRA氏による「MSX2++」プロジェクトの終了報告と、権利者・西和彦氏との間で起きた一連の騒動を取り上げた記事です。
単なる対立として片付けるのではなく、「過去のMSXを再構築する」MSX2++と、「バラバラな現代を統合する」というMSX0が目指す未来像との間にある、思想的なすれ違いとして分析しました。
現在のIoT市場がセンサー仕様や通信方式の乱立という点で1980年代のパソコン市場さながらの「カオス」にあることを踏まえ、MSX0こそが「統合」というMSXのDNAを現代に再実装するプロジェクトなのだと位置づけています。
2026年のMSX0はどうなる?
MSX0という製品そのものの紹介から始まり、ツールのアップデート評価、業界イベントでの市場考察、事業者としての自己省察、そしてコミュニティの騒動の背景分析まで――技術記事とは違う角度から、MSX0とMSXという規格が持つ意味を見つめ直してきました。
共通して浮かび上がるのは、MSXが一貫して「バラバラなものを統合する」という原点に立ち返ろうとしているという視点です。2026年のMSX0はこれから動き出すのでしょうか?今後もMSX0とMSXコミュニティの動向を、引き続き注視していきたいと思います。
ところで、MSX0のことが気になる方はIoTにかなり詳しい方だと思います。もちろんRaspberry Piも使っていますよね?
「Raspberry Piで試作はできた。でも、これを24時間365日動かし続けられるのか?」——多くのプロジェクトがつまずくのは、実はここからです。
ビューローみかみでは、構想段階の壁打ちからPoC・実装・現場導入まで、医療・介護の現場で「使い続けられる」ものづくりを支援しています。
シングルボードコンピューターを用いた試作から、医療現場で実際に動き続けている運用ノウハウまで。「動くもの」を「動き続けるもの」にするお手伝いをします。
▶ Raspberry Pi受託開発サービスの詳細はこちら
動き続け、使い続けられるIoTに興味を持たれたら、ぜひお問い合わせください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よいMSXライフを!




ピンバック: 【MSX0実践まとめ】センサー接続からクラウド送信、そして「失敗」までのIoTプログラミング体験記 - ビューローみかみ