みなさん、こんにちは。
ブログを運営していると、どうしても切っても切り離せないのが「スパムコメント」との戦いです。
当サイトも約1年10ヶ月ほど運営を続け、記事数も600本を超えてきました。ありがたいことにアクセス数も順調に増えて嬉しい限りですが、それに伴ってやってきたのが大量の海外スパムボットたちです。
最近では1日40件を超えるスパムが届くようになり、しかもその多くがサーバーに負荷をかける超長文。先日、PHPの脆弱性に関する緊急対応が実施されたこともあり、「今後さらに悪質なボットが増えるかもしれない」と強い危機感を抱いていました。
そこで今回、長期安定運営のために「管理工数の削減」と「サイトのセキュリティ確保」を最優先と考え、WordPressのコメント欄を「完全に閉じる」という決断をしました。
今回は、私がサイトを守るために行った具体的な対策と、不要になったプラグインの整理についてお話ししたいと思います。
運営1年10ヶ月のリアル、コメント欄は本当に必要か?
「コメント欄を閉じると、読者との交流が減ってしまうのでは……?」と悩む方も多いと思います。私もそこは正直かなり迷いました。
ただ、過去1年10ヶ月のデータを冷静に振り返ってみると、ある現実が浮き彫りになりました。
- 読者の方からのコメント ⇒ これまで合計10件ほど(月に約0.5件ペース)
- スパムコメント ⇒ 1日に40件以上(サーバーを重くする長文攻撃)
昨今のブログ読者の方たちは、ブログのコメント欄よりもX(旧Twitter)などのSNSで感想をシェアしてくださるケースが圧倒的的主流です。
コメントをいただけるのは運営者として最高に嬉しい瞬間ですが、月に1回あるかないかの温かいコメントのために、毎日40件以上のスパムに怯え、サーバーダウンのリスクを抱え、削除の手間に時間を取られるのはどう考えてもコストパフォーマンスが合わなくなってきていました。
そこに先のPHP脆弱性問題も重なり、「よし、もうコメント欄は完全に切り捨てよう!」と踏ん切りがつきました。
導入したプラグイン「Disable Comments」
記事が600本もある状態でコメント欄を閉じるにあたり、WordPress標準機能の一括編集も考えました。しかし、600本もの記事を一括更新しようとするとサーバーが悲鳴を上げてフリーズするリスクがあります。
また、標準機能でフォームを非表示にするだけだと、悪質なスパムツールに「裏側のシステム(API)」を直接叩かれて無理やり投稿されるケースも防げません。
そこで導入したのが、無料プラグイン「Disable Comments」です。
このプラグインは、画面からコメント欄を隠すだけでなく、WordPressのコメント受付システムそのものを大元から完全にシャットダウンしてくれます。
導入手順はとても簡単です。
- プラグインをインストールして有効化する。
- 設定画面で無効化したい投稿タイプ(「どこでも」または「特定の投稿タイプ」)を選択して保存する。

たったこれだけで、過去の600本も、これから投稿する未来の記事も、すべてのコメント欄が一瞬で無効化されます。「変更を保存」を押す際、過去にいただいた貴重なコメントも非表示になるため一瞬躊躇しましたが、このご時世ではセキュリティと効率を優先しました。
役割を終えた「Antispam Bee」の削除
コメント欄を完全に閉鎖したことで、これまでブログの門番として活躍してくれたスパム対策プラグイン「Antispam Bee」はその役割を終えました。
- Disable Comments ⇒ コメントの受付窓口を「閉鎖」する
- Antispam Bee ⇒ 開いている窓口に入ってくる不審者を「検問」する
窓口そのものがなくなった以上、検問を置いておく必要はありません。
使っていないプラグインをサイトに残したままにすると、WordPressのアップデート時に思わぬ不具合の原因になったり、セキュリティホールになったりします。そのため、これまでの感謝を込めつつ「無効化」からの「完全削除(アンインストール)」を行いました。
コメント欄を完全閉鎖した結果
「Disable Comments」を導入し、不要なプラグインを整理して数日経ちますが、快適なブログ環境が戻ってきました!
- 1日40件以上来ていたスパム通知が「ゼロ」に
- 毎日のスパム確認・削除に割いていた「無駄な管理工数」が完全になくなった
もし「スパムばかりでまともなコメントがほとんどない」とお悩みなら、思い切ってコメント欄を完全閉鎖してみるのも一つの有効な手です。
もちろん読者のみなさんとの交流の機会は減ってしまうかもしれませんが、心安らかにサイトを長く健全に運営する方がずっと大切だと実感しています。
【余談】サーバー負荷の話
コメント欄を閉鎖した背景には、実はもう一つ理由がありました。10月下旬頃からサーバーのCPU負荷が異常に高くなっていたのです。
サーバー会社であるXREAの統計画面では、普段はほぼゼロに近い値だったCPUポイントが突然跳ね上がり、数日間にわたって高い数値を記録していました。
ちょうどこの時期はスパムコメントも増えていたため、
「スパムコメントの大量投稿がサーバー負荷を引き上げているのではないか」
とも考えられたのです。負荷の影響なのか、AWStatsの更新も数日停止していました。
ただし、因果関係は定かでありませんでした。この期間にXREAでは複数のメンテナンスが実施され、、その後MariaDBのアップデートも行われたからです。
※MariaDBのアップデートによって、サイトヘルスの「古いデータベースサーバー」の警告も解消されました。
CPU負荷の数値は数日間高止まりした後、ある日突然大幅に低下しました。しかも不思議なことに、CPU負荷が高いと表示されていた期間中、体感的にはそれほどサイトが重くなかった日もありました。
過去にも同様に、
「統計上は高負荷だが、実際の表示速度は普通」
という現象を経験したことがあります。
そのため現時点では、
- スパムコメント
- XREA側のメンテナンスや設定変更
- 統計情報の不具合
のどれが主因だったのか断定できていません。
ただし、スパムの心配のない、平穏なブログ運営が訪れたことは間違いないので、コメント欄閉鎖自体は間違っていなかったと思っています。
これからはスパム対応に時間を奪われることなく、ためになる記事の執筆やサイト改善に集中して、読者のみなさんへ還元していこうと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よいブログライフを!



