みなさん、こんにちは。
先日、このブログで医療現場のアラーム疲労の本質は「通知」ではなく「問い」である、という構造の反転についてお話ししました。
この種の記事としては多くの人に読んでいただいているようで、現場が抱える「不確実性への不安」の根深さを改めて実感しています。
さて、本日はその思想や、私が医療機器監視システム「MEGTAR」の開発で実践してきたアプローチを、より具体的な「医療DX・経営」の文脈へと接続する場のお知らせです。
来週、2026年6月18日(木)、トーテックアメニティ株式会社様が主催される医療DXセミナーに登壇いたします。
2026年診療報酬改定が突きつける「問い」
今回の改定では、深刻な看護師不足を背景に、ICT機器の活用を条件とした看護配置基準の柔軟化が盛り込まれました。一見すると「機器を導入すれば解決する」かのように思えるかもしれません。
しかし、ここに大きな罠があります。
単にフロアにセンサーを増やし、ナースコールやモニタを並べただけでは、現場は溢れかえるアラーム(通知)によってかえって疲弊します。
いま医療現場に真に求められているのは、アラームが鳴ってから駆けつける「点の監視」の強化ではなく、患者さんの状態変化を時系列の文脈で捉え、根拠を持って見送るか否かを決める「線での判断」へのパラダイムシフトです。
今回のセミナーでは、単なるベンダー目線の製品紹介ではなく、病院現場の「不満・不安」に徹底的に寄り添い、経営の安定とケアの質を両立させるための「見守りICTの実装プロセス」を具体的に解説します。
セミナー概要
事務長様やシステム部門の皆様が、看護現場を巻き込んでDXを推進するための「大義名分」と「共通言語」を手に入れる40分にしたいと考えています。
- 日時: 2026年6月18日(木)14:00~14:40 (接続開始 13:45)
- 形式: オンライン開催(Zoom) ※当日ご都合がつかない方向けに、YouTubeでのアーカイブ配信も予定されています。
- 参加費: 無料(定員100名・事前申込制)
- 対象: 2026年診療報酬改定における見守りの解釈を知りたい方、急性期での見守り導入の進め方に悩まれている方など
講師は、私、医療機器監視システム「MEGTAR」企画・開発リードのビューローみかみ 三上 道彦が担当させていただきます。
お申し込みについて
詳細なアジェンダの確認、および参加のお申し込みは、下記のトーテックアメニティ株式会社様の特設ページよりお願いいたします。
(申込締切は前日の 6/17 水曜日 16:00 となっておりますので、ご興味のある方はお早めにお手続きください)
「機器の導入」という静的なイベントを、「臨床の動的判断を支援するシステム」へとどうアップデートしていくか。画面越しにみなさまと深い議論の視座を共有できることを楽しみにしております。
それでは、よい問いとシステムのデザインを!



