みなさん、こんにちは。
先日、画像編集アプリをGIMPからPintaに乗り換えたというお話をしました。
数週間ほど使ってみたのですが、Linux環境のPinta 1.6ではとても安定して動いてくれています。
……が! Windows 11環境(Pinta 3.1.2)の場合、しばらく作業していると突然アプリがクラッシュ(強制終了)する現象に悩まされるようになりました。
しかも厄介なのが、この症状の出方です。
- 特定の操作をすると必ず落ちるわけではない
- 作業を始めてすぐはあまり発生しない
- ある程度編集を進めたあとに発生する
突然パッと消えてしまうので、保存していない画像は当然消えてしまいます……。これは精神的ダメージが大きいですよね。
どんな時に落ちるのか?
最初は原因がサッパリ分かりませんでした。ただ、過去にクラッシュした時の状況を思い出してみると、ある共通点が見えてきました。
特に発生しやすいのは、以下の「選択」と「移動」を繰り返す操作です。
- 矩形選択を行う
- 選択した領域を移動する
- 選択を解除する
- 再度、別の場所を選択する
- 再び移動しようとする ➔ ここで突然消える!
私の主な用途はブログ用のスクリーンショット編集なので、作業内容は「矢印を描く」「ぼかしを入れる」「一部分だけ選択して位置調整する」「リサイズする」といったものが中心です(レイヤー機能はほとんど使っていません)。
まさに「選択して移動する」という作業をよく行うので、このタイミングで発生しているようです。
落ち方が少し不自然……
さらに気になるのがアプリの落ち方です。
通常のWindowsアプリであれば、エラーダイアログが出たり「動作を停止しました」と表示されたり、イベントログに記録が残ったりすることが多いですよね。
ですが、今回の場合は何の前触れもなく突然消えます。
まるで自分で「×」ボタンを押して閉じたかのような挙動で、ポップアップもエラーメッセージも一切出ません。クラッシュしたことに気づかず、タスクバーから作業中のウィンドウを探してしまうくらい自然な落ち方なのです。
同じような報告はある?
GitHubを調べてみると、気になるIssueが見つかりました。
この報告では、「選択 ➔ 移動 ➔ 選択解除 ➔ 再選択 ➔ 再度移動」を行うとクラッシュすると説明されています。
私の症状と完全に一致しているわけではありませんが、「選択ツール」と「移動ツール」の組み合わせで問題が発生するという点はかなり似ています。
ただ、このIssue自体は現在Closedになっています。そのため、私が遭遇しているのがこれと全く同じバグとは言い切れませんが、「過去にも選択・移動周辺でクラッシュする不具合の事例があった」という点は参考にはなりそうです。
GIMPでは一度も落ちなかった
比較対象として、以前使っていたGIMP(3.x系)は、Windows 11で1年半ほど使っていましたが、落ちた記憶がありません。
もちろんソフトウェアに絶対はありませんが、普段使いの範囲では非常に安定していました。
このことから、Windows 11やハードウェアが原因というよりは、Pinta側の問題である可能性が高いかなと疑っています。
LinuxのPintaはどうなの?
私はXubuntu 22.04環境も使っていて、APTリポジトリから入るPinta 1.6を使っています。こちらでは今回のようなクラッシュはほとんど経験していません。
ただ、「Linuxだから安定していて、Windowsだから不安定」と一概には言えなさそうです。
Pintaは1.6、2系、3系で内部実装がかなり変わっているため、OSの違いというよりはバージョンによる差の方が大きいのかもしれません。
Windowsで1.6を入れようとしたけれど……
それなら「Windows 11にも安定している1.6を入れればいいのでは?」と思い試してみたのですが、残念ながらインストールできませんでした。
ログを確認したところ、インストーラーがXamarinのサーバーから gtk-sharp-2.12.22.msi を取得しようとして失敗していました。
Pinta 1.6のインストーラーが依存している古いGTK#パッケージの配布元が、現在は利用できなくなっているようです。そのため、そもそもインストールを完了させることができませんでした。
最終的に「2.1.2」を試すことにした
というわけで、最終的にPinta 2.1.2をインストールしてしばらく使ってみることにしました!
- 1.6 ➔ 古すぎてインストーラーが動かない
- 3.1.2 ➔ 現状だとクラッシュの不安がある
- 2.1.2 ➔ 2系の中での最終版
私にとって大切なのは「最新版かどうか」ではなく、「自分の使い方で安定して動いてくれるかどうか」です。
検証結果はまた後日
しばらく2.1.2を使いながら、以下の操作を重点的に試してみます。
- 選択範囲の移動
- 選択解除と再選択
- 長時間の編集作業
もし2.1.2でクラッシュしなくなれば、私の環境では「3系特有の問題を踏んでいた可能性が高い」と言えそうです。逆に2.1.2でも同じように落ちるなら、Pintaが以前から抱えている別の問題かもしれません。
現時点では決定的な解決法ではありませんが、「どの操作で落ちるのか」「どのバージョンなら回避できるのか」の切り分けは着実に進んでいます。
しばらく2.1.2で運用してみて、クラッシュの有無や安定性を検証した上で、追記または続報記事としてご報告したいと思います!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よい画像編集ライフを!
今回のような検証、「うちの環境ではどうなんだろう?」と気になった方はいませんか。
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